SSブログ

狩野派 永徳の後継者たち 京都国立博物館行ってきた [アート]



kano1.jpg

最初に迫力ある唐獅子図や松の襖に迎えられ、
この先の展示を期待したが・・・。

孝信になり繊細になる。
肖像画の顔や手が小さめなのが特徴らしい。
それでも秀吉の肖像画の手は小さすぎる気がした。

だんだん権力争いの方に焦点があたってくる。
世襲で、幕府お抱えで安泰みたいになると、
やっぱり作品としてはだめになっていくのかな。
まあ、時代の流れもあるんだろうけど。

肖像画はしょうがないとしても、
展示も途中から中国の絵みたいだなと思っていたら、
本当に唐人を描いた絵になり、
そのあと風俗画になっていく。

背景の金も見せないとダメだろ。
やっぱり主題をバーンと描いて、
背景の金をあわせることで、
一種の神々しさを醸し出さないと。

このままつまらない感じで終わるのかな。
と思っていると、

最後に探幽の
松に孔雀図。
永徳の再来と評されたらしい。

迫力あるし、実際に見ると妙に松の立体感も感じる。

探幽があったのでなんとか満足できた展覧会だった。

kano2.jpg



nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。